1壁端は最も負担が大きい箇所
構造壁は地震時に大きな面内曲げモーメントを受け、壁の両端にはそれぞれ最大の引張力と圧縮力が作用します。壁端のコンクリートに拘束がないと、想定した変形に達する前に圧壊するおそれがあります。
2境界部材の役割
境界部材は、壁端に縦筋を集中して配置し、帯筋で拘束することで、壁端の圧縮耐力と変形能力を高めます。設置の要否と範囲は、規範に従って検討します。
3強軸と弱軸
壁の長さ方向(強軸)の曲げ耐力は、厚さ方向(弱軸)よりはるかに大きくなります。実際の荷重は両方向に作用することが多いため、構造壁でも2軸の照査が必要です。